2021年9月21日火曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版

・序
 2007年
 総監督:庵野秀明

・破
 2009年
 総監督:庵野秀明

・Q
 2012年
 総監督:庵野秀明

・シン・エヴァ
 2021年
 総監督:庵野秀明


2年、3年、9年(実際はもうちょい短いみたいですけど)
Q→シン・エヴァが開き過ぎちゃったのかなあ……と思ったりもしますが、それはともかくとして、ああ、そうだ、終わった、終わってよかったねえ……。

が、まず一つで、なんかもう憑きもの落としを見ているかのようなところすらありました。シン・エヴァ見る前にNHKのドキュメントを見ちゃったせいかもしれませんが。

だからラストもそんなにトートツ感なかったですし、○○エンドというのも事前にネットで見ておりましたので。

自伝といいますか、私小説的といいますか。

TVシリーズの最後の方からリアタイ組で、旧劇場版は全作劇場に行ってしまった身としては、序、破を見て、そうそう、こういうのでいいんだよ、こういうので という孤独のグルメのゴローさんのような気持ちだったのが、Qで、あーーーーー、そうかーーー、そっちいっちゃうかーーーになり、シンで、そうだね、そういうやり方もあるよね、みたいな感じで落ち着きました。こうだったらいいな、というところといいますか、ロボットアニメ的な正しさといいますか、液体にならなくてよかったと考えるべきか。

主要キャラクターになんらかの落とし前がついているという意味で落着したかな、とか。
何気に一番ちゃんとしてたのマヤさんだったんじゃ……とか思ったり。
これだから若い男は 発言の冒頭と最後的な意味で。

TVシリーズから旧劇場版でどれだけ庵野監督が追い詰められていたかというのをドキュメントで見てしまったから、ってのもあったかもしれんですが。

しかしなんつーかこう、シン・ゴジラとか見ていてもその映像作りには喝采を送りたくなってしまうので、生きていてくれてありがとうという気分です。
(あとはモヨコさんありがとう、かな……)

TVシリーズ、ロボットものとして充分おもしろかったはずなんですが、思いがけない弾け方をして、最後はロボットモノとして終幕していてよかったな。と。


ものすごーーーーーーく遠回りした感じもありますが。
晴れ晴れともっといろいろな映画を撮って欲しいと思うのです。
どうかお体大切に。

無意味にシン・ゴジラの内閣総辞職ビーム(ネットスラング)の場面を繰り返し見てしまう私はメンタル黄色信号だったりしませんか、大丈夫ですか。
あと蒲田君上陸のあたり。

これで9月末に悔いなく停止できます。アマプラ。
また何か見たいのができたら申し込むかもですが。
しかし次はNetflixがですね……。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。