これは言い訳になってしまいますが、漠然と一本仕上げようと、目標設定の為に、原稿募集とか、コンテストとかを調べ始めて、「書く為の環境」をひたすらいじっておりました。
書く為の環境と言っても、テキストエディタや、文書作成ソフトや、IMEなどをあれこれ組み合わせて、使い心地を見るという事なのですけれども。
んで、そんな事をやっているうちに、さて、一番〆切が近いコンテストは何かしらと見たのが、ベリーズカフェの恋愛ファンタジー小説大賞でありました。
時間的に間に合うのかどうか微妙なところだったんですが、過去、何がしかに応募しようと思うものの、結局形にならない上、〆切を見送る事が多く、ダメだなあ……と、思っておりました。
しかし、どれだけ文章作成のノウハウを調べようと、ツールの使い勝手を調べようと、完成した物語が無いと、そもそも舞台にあがれないというか、お話にならないよなと思ういに至り、完成度が低かろうが何だろうか、始まって終わらない話は問題外だと、とにもかくにも「カタチにしよう」とする事にしたのです。
結局、締切時間ギリギリまでかかってしまいましたが、何とか「完」マークをつけて、さらに「応募する」事ができました。
そういう意味では、目標をクリアできました。
しかし、ああすればよかった、こうすればよかったという思いはあるわけで、次のものを書くにあたり、一度反省点を振り返る事にしました。(前置きが長いな)
1.時間が無かった……。
最初、五万字いかないと、そもそも応募ができないものと思い込んでいたので、とにかく字数を増やさなくてはと焦っていました。実は、5万〜15万は推奨文字数であって、規制は特にないのだと、応募直前に気づきました……。
後半、あまり読み返せていなくて、続けて読んだ場合のとっかかりとか、つっこみとかが不足した状態で応募してしまいました。
時間が足りないと、読み返す時間が減って、自分つっこみというか、俯瞰する事ができなくなります。もうちょっとちゃんと読み返して、熟成させたかったなあという後悔があります。
ちゃんとそのあたりの時間も確保できるようにスケジュールをたてておかないと……。
でも、WEB応募だと、印刷したり、郵送したりしなくていいのはラクだなーとも思いました。
2.世界観の設定が甘かった
これも結局「時間が無かった」というところに戻ってしまうのですが、ファンタジーなのに、今回世界観をふわっとさせたまま書いてました。
というか、国の名前とか考えてないです。(だから国名書いてません)
人名を考えるのもけっこう面倒に感じて、ネットで、「思いついたキーワード ドイツ語」みたいな感じで、Google検索の結果の中から、名前っぽくアレンジして使っていました。
なんとなく西洋ファンタジーっぽいワードが出てはいますが、(聖堂、とか、騎士とか)厳密にどこの国のどの時代あたりという事までは考えてません。
人名はドイツ語をメインにアレンジしているわりに、タイトルに「クラウンプリンセス」って入っていたりして、あーあって感じです。
皇太子に対して、女王候補の王女に対する言葉がわからなかったのです……。
国の制度とか、モデルになる時代などは、もう少しちゃんと考えた方がよかったと思いました。世界観がゆるゆるすぎると、読み始めてしらけてしまう読み手の方もいるかと思います。タイトルや読みだしての印象で、そのあたりがスポイルされてしまったのだとしたら、(自分の力不足のせいなのですが)もったいないなと。
現代ものだったとしても、登場人物の置かれた場所や、空気感はわかるようにしておかないと……。細かく決め始めると、そちらにばかり意識がいってしまって、それはそれでダメかとは思いますが、書き進めて悩んだ挙句に、前の記述と矛盾が出てしまうような事は、非効率ですし、準備しておきたいなあと。
ってな感じで、次は何を書こうか考えているところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。