アマプラの見放題で。
幸い9月中なので、期間内に見たいです。
その前にエヴァを見ないと(元々エヴァ目当てに申し込んだのに)
2021年9月9日木曜日
2021年9月8日水曜日
来る
2018年
中島哲也監督
原作を読んでいておおまかなところは覚えていたんですが、あれ、奥さんってこうだったっけ? と、読み返したら、やっぱり奥さん(黒木華)の処遇が原作と違ってました。
これってあれですが、黒木華さんの濡れ場を入れたかったとかそういう事じゃないですよね……。なんか中島哲也監督、不貞を働く人妻が好きとかないですよね?!(下妻物語の桃子の母とか)
お祓いシーンが大変スペクタクルで、これだけなんでもアリにするならエクソシストも入れたらいいんじゃないかなと画面を探しましたが見つかりませんでした。
でも、神官さんたちがカプセルホテルで身支度する場面とかけっこう好き。
あと、皆けっこう丈夫。
俳優女優さん達が日本アカデミー賞とかとったりしちゃうクラスの方々なのにめいっぱいB級感に振り切れてるあたりとかある意味豪華でした。
幼女がかわいかったです。
でもネグレクトのシーンは正視するのがツラかった……。
最後のスペクタクルシーンの為だけに映画館に行ってもよかったかな……と、思ったり。
2021年9月7日火曜日
ボルベール〈帰郷〉
2006年
ペドロ・アルモドバル監督
スペイン版「あまちゃん」(違います)
ラ・マンチャの女三代、主人公ライムンダの姉とかも出るので微妙に三代ではないと思うのですが……。(でもライムンダが住んでるのはマドリードでした)
流れた血を吸わせるキッチンペーパーとか、さもない場面の絵的な美しさにほほぅ……となるような。
えええええ。
みたいなところもあり。
車のトランクから出現するお母さんにビックリしたりとか。
ラ・マンチャで風力発電の風車が見えたりしてほぅほぅ!! とか思ったりもしました。
題材的にサスペンスになってもおかしくないのになんとなくハートウォーミングっぽく仕上がってしまっているあたりも不思議でありました。
2021年9月5日日曜日
祈りの幕が下りる時
2018年
福澤克雄監督
「砂の器」のレコメンドで出てきたのでなんとなく。
シリーズの中の一作なんですが、特別他の知識は必要無かったです。
そして、砂の器のレコメンドで登場する、というのもなんとなく納得。
シリーズの中の一作なんですが、特別他の知識は必要無かったです。
そして、砂の器のレコメンドで登場する、というのもなんとなく納得。
流浪する親子が根底にあるという意味で。
松嶋菜々子さんの少女期と青年期が別の女優さんで、特殊メイク等で無理矢理若作りしたりしないところに本気を感じました。
けっこうしんどい感じの話なんですが、日本の話ですし、日本橋周辺の風景等を見ているだけでも楽しかったです。
旅行に出られない分を映画等ではらしている感がありますね。(だったら外国にしろよ、というところもありますが)
旅行に出られない分を映画等ではらしている感がありますね。(だったら外国にしろよ、というところもありますが)
東野圭吾先生作品は量が多すぎて追いかける事をあきらめている部分があったんですが、とりあえずアマプラの他作品(麒麟の翼あたり)見てみようかと思います。
できればドラマの「新参者」も見たいところですが……。
2021年9月4日土曜日
ハッピー・フューネラル (字幕版)
2003年
Feng Xiaogang監督
基本的に吹き替えを選ぶのですが、単に吹き替え版が無かったプラスこれは字幕版の方がよかったなーと。
中国語と英語が出てくるので、どっちかを吹き替えてしまうとどっちかに違和感が(この場合は多分中国語を吹き替えにするんでしょうが)でそうで。
舞台は中国、『ラスト・エンペラー』(ベルナルド・ベルトルッチ作品)をリメイクする為にやってきたハリウッドの巨匠、D・タイラーと、そのメイキングを撮る為に雇われた中国人ヨーヨー、タイラーのマネージャー(?)ルーシーのお話。
コメディにしてはちょっと悪趣味かな~と思いつつ、メタフィクション的な部分が中国の皆さんにはウケたようで。
(中国の文化や民族を知らないと笑えない部分もあるのかも……)
最後の最後も茶目っ気たっぷりなタイラーさんと、ちゃっかりというか強かなヨーヨーさんが妙に憎めなくて、おもしろかったです。
日本人が(演じてるのは中国の方ですが)出てくるんですが、いかにもなジャパニーズイングリッシュがすごくそれっぽかったです。
あとコーラ飲んであくびをする溥儀役の子役がかわいかった……。
2021年9月3日金曜日
砂の器
1974年
野村芳太郎監督作品
なんとなく目についてしまったので……。
2011年のドラマ版を見た事があったので大筋は知ってたんですが、圧倒的な映像力といいますか、原作の時代(1960年)より15年近く後に作られた映画ですが、今から振り返ると昭和でひとくくりに……。
お父さんが日常に着物で、電話のベルの音はやたら大きく、車道もなんとなくほこりっぽい。
特急電車には食堂車があって、改札は有人。
こういう鉄道遺産的な光景や、走っている車のレトロな感じはもう時代物っぽい新鮮さで、構図がきっちりしているところであったり、『蒲田』のワンカット撮るだけでもなされただろうご苦労を考えるとすごくおおがかりだなあ、と、思いを馳せたりもしました。
こういう鉄道遺産的な光景や、走っている車のレトロな感じはもう時代物っぽい新鮮さで、構図がきっちりしているところであったり、『蒲田』のワンカット撮るだけでもなされただろうご苦労を考えるとすごくおおがかりだなあ、と、思いを馳せたりもしました。
寝台特急見たさに十津川警部シリーズのドラマとか見ちゃうので私。
あ、あと、音楽の芥川也寸志氏は芥川龍之介の三男で、横溝映画でおなじみ草笛光子さんと結婚していた事もあったという……。
監督の野村芳太郎さんは(私の中では)悪夢の松竹版八つ墓村も撮ってらしたんですね……。典子ちゃんの存在を無視している八つ墓村は私の中ではナシです。
龍の顎の場面とかもナシです!古谷一行ドラマ版もそういう意味でダメです。
ちょっと脱線してしまいましたが……。
前半はひたすら丹波哲郎さんが一人旅をしている場面を楽しみ、後半は、壮絶な本浦親子の流転が四季折々の美しさと共に描き出されます。
映画を『活動写真』と言った意味がわかるような絵面の美しさですが、映画館で見たらちょっと退屈してしまうかもしれんですね……。
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