どちらかというと今回の場合(すでに3年ごしになってしまっているカクヨムコンテスト応募作品)は、『場所』あるいは『世界』を描きたいという気持ちの方が強いみたいです。
実家近くの印象的な場所をただ描写したい、みたいな。
実は『小説家になろう』で書いたゆかずち温泉ができるまで、的な話といいますか、異世界はいかにして異世界として成り立ったか、みたいな話がもやーと頭にふわふわと漂っていたりします。
私の考えている異世界というのは何かの拍子に分かれたパラレルワールド的な感じで、つかず離れずで何かのタイミングでそれが重なり合って行き来ができるようになる、みたいなイメージになっています。
その世界が分かれるきっかけになった出来事と分かれた世界で起きる出来事、みたいな感じを淡々と描いてしまうと、著しく起伏の無い物語になってしまいそうで……。
じゃあ何かカタストロフィを起こしたらいいのかな、と、思うと、『ぬくもりのユートピア』的な介入者が唐突に現れる感じになってしまうのですね……。
私の書く現代物とローファンタジーは頭の中で地続きになっていて、一部分だけを切り取って出すというよりは、それっぽく話を完成させる為に適当でっちあげすぎて空中分解して放り出す、みたいな事を繰り返しているような気がします……。
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