書き終えるまで気は済まないのでしょう、多分。
……できのよしあしはともかく、一本仕上げねばと、2016年の1月からゆーておりまして、もう1年と5ヶ月が経過してしまいました。
まずは形から入ろうと、オンラインノベル華やかな昨今ですが、紙の募集要項などをつらつら見るに、
一迅社アイリス少女小説大賞作品、大募集!!
A4縦組42字×32行 70枚以上115枚以内
ソーニャ文庫原稿募集
タテ書き40字×32行 120〜140枚程度
ノーチェブックス作家募集
44字×18行 250〜290ページ程度
※アルファポリスサイトコンテンツとして登録し、1500pt1達成が条件
ホワイトハート新人賞
A4サイズ、40字40行(縦書き) 80枚〜100枚程度
アンジェリカ原稿募集
A4縦 44文字×34行 110枚〜130枚
原稿募集 EverPrincess
40字×17行 120〜240ページ程度
フランス書院(ティアラ文庫・オパール文庫)
400字詰め原稿用紙換算200枚〜400枚
ヴァニラ文庫
40字×34行 110〜130枚
ハニー文庫
400字詰め原稿用紙換算200枚〜400枚
電子書籍オンリーだとまた違うのですが、紙用の書式設定が必要という事で(テキストエディタベタ打ちオンリーではないという意味で)、環境を「作る」感がありまして、まずはそれをやってみようかと。
1)Macの場合
まず、Macだとけっこう難しいです。(無料オンリーだと)
そもそも、縦書き可能なエディタが少ないのです。
無料だとLibreOfficeのWriterくらいなんですが、私の環境だと、縦書きをしようとすると、なんでかレイアウトがおかしいというか、変換中に文字が消えたりします。
有料のMicrosoftWordなど使えばできるのかもしれませんが、そちらは試しておりません。
今回は、Hagoromo(2,200円)というアプリを持っておりましたので、そちらで環境を作ってみました。(文字数設定がやや面倒でしたが、あちこちいじってようやく……という感じでした)
2)Linuxの場合
LinuxとLibreOfficeはさすがの相性で、縦書きもOKです。
ただし、LinuxMintだと、IME(iBusMozc)の変換候補が入力中の文字にかぶってしまって、入力が若干ストレスでした。OpenSUSEだと、変換候補が画面左下に出るので、候補をいくつか選ぶ場合に少し視線を動かす必要があるものの、まあまあストレス無く入力できました。
3)Windowsの場合
こちらもLibreOfficeで縦書きが可能です。atokを使っているので、変換候補が入力中の文字にかぶる事はないのですが、Google日本語入力だとかぶります。iBusMozcはGoogle日本語入力のオープンソース版なので、縦書き変換候補かぶっちゃう問題は、どうも「Google日本語入力」の問題のようです。
設定の簡単さだと、
3)Windows>2)Linux>1)Mac
入力のしやすさだと、
3)Windows>1)Mac>2)Linux
ただし、文字・フォントの美しさだと、
1)Mac>2)Linux>>>超えられない壁>3)Windows
なのです。
Windowsもアプリケーションレベルで、フォントをキレイに処理しているものはあるようなのですが(試していないので、どの程度改善されるかは不明)、大元のフォントレンダリングエンジンが異なるようで、互換性等の問題もあり、なかなか(フォントを最優先にするわけにはいかないから?)改善されないようですね。(検索した印象だと)
フォントの美しさは書いているうちに気にならなくなりそうですが、とっかかりの書き始めとして、キレイな方がモチベーションがあがりそうなので、今はOpenSUSEのLibreOfficeライターで書いています。
複数PCでのデータ共有にはDropBoxを使っています。
肝心な本文についての話がありませんが、自分は環境を整えるのが好きなだけなのかしら……とも思ったり。