すごい作品に影響を受けて自分も作品を作ろうとする、そこまでは共感できます。
ただ、評価されなかった時。
2本作品を仕上げたのは素晴らしい事だと思います。
簡単な事ではありません。
ただ、仕上げたからといってすぐにそれが評価には繋がらないし、誰からも見向きもされないなんて事はざらにあります。
初めて書いた作品でいきなり評価される人はもちろんいますが、本当にひとにぎりであるという事を知らなかった事は不幸だったと思います。
『創りたい』
よりも、
『作家扱いされたい』
が、大きかったのかなと。
重版出来!という漫画があります。
天才漫画家、中田伯の父は漫画家志望で、息子の作品が評価されると、われこそは中田伯であり、作品を書いているのは自分であると主張し始めます。
何も描いていないのに。
彼にとって作品を創る事ではなくて、『我こそが作家である』と主張する事の方が重要だったという事です。
創り手でありたいと思っています。(最近めっきり書いてませんけど)