作者さんの性別でどうこうというのも今どきナンセンスなのですが、キャラクター造形が男性作家さんっぽくないなあと思っています。(いい意味で)
女性キャラの無駄にエロいシーンがあまりないし(印象ですけど)、男性キャラが少女マンガっぽいといいますか。
かと思えば魔法で失敗するアホらしさは本当にバカバカしくて(でも下品ではない)、少年漫画原作っぽくない。 楽しいです。
Eテレで物理学者の村山斉さんが質問を受けていました。
どうして戦争は終わらないのでしょうか。
どういう流れでこの質問が出たのか覚えていないのですが(小学生とか中学生からの投書だったと思います)、それに対して彼はこう答えていました。(こまかいニュアンスはうろ覚えですが)
『それで利益を得る事ができるからです』
ものすごく平たく言うと、儲かる人がいるから。
相互理解とか人文・哲学的な理由ではなくて資本主義的な理由でした。
ただものすごく納得ができて、まあそうだよな。と。
皆が豊かだったら多分争いは起きない。
ただ、皆を豊かにしようとしている人がどの範囲までを身内とみているかについては危ういし、豊かになれるグループに身を置こうとすると分断が起きてしまう。
私は一方的に現政権の悪い事ばかりを喧伝する人を信じる事ができません。
また、逆に対立する組織のしている事すべてを肯定する人も信じられません。
事象ごとに、これはいい、これはよくない、と、意見を述べる人は信用できます。
なんかまとまらなくなってしまった。
対立させておいた方が都合がよいと考える人は常にいて、そういう人にいいようにのせられないように、頭を働かせなくてはならないと感じています。